ヒトカゲの憂鬱はヒトカゲ視点でポケモントレーナーサトシの旅を語る作品。
ただしサトシは「キャラもののTシャツにジーパン、頭にバンダナを捲き、首には一眼レフを下げている。背中のリュックには女の子が描かれたバッジがたくさん貼ってある上に両脇から紙の棒のようなものが刺さってる。更にとどめにシャアの仮面」といったキャラ。
そのサトシが二次元のキャラに会うためメタモン(変身ポケモン)を手に入れようとする旅をするのに付き合わされるヒトカゲの話であるため色々大変なことになっています。
段々キャラの立ってくるポケモンたちや碌でもないトレーナーのひどさが実に面白かったです。
原作の知識はほとんど無くても(多分)何とかなると思うので未読の方がいましたら是非。
しかしポケモンって色々わけ分かりません。あまり詳しくありませんが。
うまく使えばビルを占拠したり、空を飛んだり出来るほどの存在であるにもかかわらず、子供のペットやおもちゃ的扱いでもある所とか。いきなり襲ってくるような獰猛な生物の癖にボールでとらえられたとたん何故か味方になることとか。子供も大人もトレーナーやジムリーダーをしていて、どうやらそれで食っていけるらしいこととか。なんなんだよって話です。
まあそもそも考えるのはばかばかしい気もしますが。
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