出雲盛衰記は火魅子伝のssですが、筆者曰く「
話の筋は限りなくオリジナル。目新しいものが見たい人にはいいかもしれません」というような作品です。
主人公は原作同様に九峪ですが、九洲(誤字ではない)に来た理由、ついた場所、時代、それからの行動と全く違うといって良い展開で話が進んでいきます。ただ九峪に関わったものは基本変わっていますが、九峪に関わらないものは当然原作とあまりずれては行きませんが。
まあとにかく出雲が滅びた所についてしまった九峪が天目と関わって生きていき、そのまま九峪30過ぎくらい(?)になったあたりの時代(つまり原作の時代)から始まる話です。
九峪は不死身だしハーレムだし時間とめるしと何でもありですが、読みやすく、またオリジナル展開だけど結構整合性が取れてる(気がする)のが良い感じです。あと、私はほんとに目新しいものに弱いもので。整合性が取れたオリジナル展開ということだけで評価が上がりますよ。
火魅子伝を知らないと流石に分からないと思いますが、知っている人でオリジナル展開が苦手でないなら見るのも良いのではないでしょうか。
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